蓄膿症の症状と治療

蓄膿症の症状は、鼻の中の副鼻腔に炎症が引き起こされている状態のことで、別の呼び方としては副鼻腔炎というものがありますが、鼻に炎症が起きて、副鼻腔の中に段々と膿が蓄積されていくのですが、膿や鼻汁が喉のほうへと流れ込むと、不快な臭いを発生させる場合がありますが、膿や鼻汁の臭いを自覚できないこともあり、他の人にいわれてようやく気が付くということもよくあります。

蓄膿症の症状には急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎の2タイプが存在し、これらは症状などの特徴に違いが見られ、急性副鼻腔炎は風邪による細菌感染の割合が高く、鼻水、鼻の痛み、腫れといった症状が代表的です。

蓄膿症の症状で急性副鼻腔炎の場合、回復するのに長い時間がかからないという性質があり、慢性副鼻腔炎の場合は、副鼻腔の粘膜に引き起こされている炎症が鎮まらないことが元で認められるようになったり、急性副鼻腔炎を何度も引き起こしたり、そのままにしていたことが引き金となって認められるようになります。

蓄膿症の症状で代表的な症状は、鼻づまり、鼻汁が治まらない、鼻汁が喉のほうへと流れ込む後鼻漏といったものが挙げられ、慢性副鼻腔炎の場合、急性副鼻腔炎より回復するのに長い時間を要するといわれていますし、どちらを発症したとしても、決して治らないという症状ではなく、蓄膿症の状態次第では、けっこうな期間を治療に費やさなくてはいけなかったりしますが、地道に治療を継続すれば、きちんと回復する症状です。